2017年2月23日木曜日

「イルカは自分から呼吸をとめタンクの底で死ぬことを選びました」自殺を選んだイルカのストーリー 1.ピーターの場合


 人間と動物を分けるものは何でしょうか。


 自殺をするのは人間だけではないのでしょうか。

イルカが自分の意思で「死を選ぶ」ということはどのようなことを意味しているのでしょうか。


  

- この記事を読んだあなたはどんな感想を持つでしょう。

 

 

イルカの自殺については、過去にふたつの有名なそして非常に悲しい記事が報告されています。



1.
ボトルネズミイルカのピーター:


彼は愛された女性から離されたために自殺したと言われています。

動物研究者のマーガレット・ハウ・ロヴァットは、数ヶ月にわたりバージン諸島の特別に建てられた家で、 1965年にイルカのピーターに英語を教える研究に参加しました。神経科学者が率いるNASAの資金提供を受けたこのプロジェクトは、BBCの新しいドキュメンタリー「イルカと話した少女」で放送されています。

Peter the dolphin and the trainer he fell in love with, Margaret Howe. BBC
ピーターとトレーナーのマーガレット・ハウ 


「私が水の中で椅子に座っていると、ピーターは傍にやってきて、私の膝に乗り長い間私を見つめていました。」 :ピーターと一緒のマーガレット



イルカの研究が行われた場所:セントトーマス、バージン諸島



しかし、この研究にはいくつかの問題点を含んでいました。


マーガレットは、イルカのピーター がこの研究に集中できるよう、イルカの世話係の仕事を任されました。ピーターはマーガレットをとても好きになり、やがて少女に愛を示すようになりました。マーガレットは、ピーターの行動に最初ためらいましたが、とても可愛がっていたので、ピーターの愛情表現に答えようとしました。

「二人の関係はとても特別なもので、それはほほえましいものでした」と、彼女は映画で語っています。「それは彼の性的なことに関わった、おそらくとても感覚的な関係でした。」

ピーターが英語の発音を訓練しているシーンがビデオの冒頭にあります。
ピーターの声が聴けます。 

BBC番組のプレビュー


”イルカと会話した少女”プレビュー BBC
- The Girl Who Talked to Dolphins: Preview - BBC Four
https://youtu.be/31AWe-FN7CA



やがて、プロジェクトが必然的に資金を失ったとき、ピーターは少女と離されました。

ピーターは、ドルフィンハウスからマイアミのひどく隔離されたタンクに移動させられ、突然ひとりでタンクで暮らすことになりました。彼は突然少女と会えなくなり、どんどん落ち込んでゆき、やがて彼は絶望していきました。 

そうしてピーターは、呼吸しないことを選び、タンクの底で死亡しました。

#CaptivityKills
What It Means To Say A Dolphin Committed Suicide
http://www.huffingtonpost.com/2014/06/13/dolphin-commits-suicide_n_5491513.html
The Dolphin Who Killed Himself Over A Broken Heart
http://thoughtcatalog.com/jim-goad/2014/06/the-dolphin-who-killed-himself-over-a-broken-heart/

 (2.へつづく)