キナリノ より
多くのものが溢れる時代だからこそ、「eco(エコ)」を考えよう
無駄なものを削ぎ落としていく…それって、一見難しいけれど、やるととっても気持ちがいいものです。あなたにとっての「エコライフ」ってどんなものか一緒に考えてみませんか?
身近なことから始めよう。「エコライフ」のための7つのヒント
まずは「節電・節水」から
歯を磨いている時に水を流しっぱなし、お風呂で体を洗っている時もシャワーを流しっぱなし、そんな経験ありますよね。お水って無限にあるわけではないんですもの。必要のない水を使うのはなるべく避けたいですよね。
「地産地消」だってエコです
世界中で色々な食材が作られています。私たちの暮らす日本以外からも、季節の異なる野菜や加工品を見つけることができるのは輸入しているからですよね。地元で採れたお野菜は、畑からお店に並ぶまでの時間や輸送費もかからず新鮮です。これもエコの考え方ですよね。
肉や魚もたくさん輸入され、それには当然輸送費がかかり、運ぶためには燃料もかかっています。お買い物をする時、ちょっと産地を気にしてみるのもエコライフの第一歩です。
「リサイクル・リユース」も楽しみながら
もう着なくなってしまったベストや、残念だけど虫食いができてしまったセーター、昔の人は残った毛糸をほどいて靴下や手袋にしたり、穴の空いたところにアップリケを施したりして新しく蘇らせたものです。もう使えない…と思ってもちょっと待って!あなたのアイデア次第で新しい命を吹き込めるかもしれません。
例えば、ほら、このリビングのテーブルは古くなって使えなくなったバスタブです。中に植物を入れてプランターとしても楽しめる、素敵なテーブルに生まれ変わりました。粗大ゴミに出してしまうなんてもったいないでしょう?
お買い物には「エコバッグ」を持参しよう
出典:
www.instagram.com(@zoo_yukiko)
繊維産業が盛んな福井県で開発された、トウモロコシのデンプンから作られた生地を使用した「kuna
plus(クナプラス)」というブランドのバッグです。形もオシャレで機能的と海外でも注目を集めています。このバッグの特徴は土に埋めると自然分解されて、焼却しても有毒ガスが出ないんです。ボタンやラベルも全て土に帰る、究極のエコバッグです。
「マイボトル」の次は「マイお箸」はいかが?
お弁当を持って行くのが本当はいいのですが時間がなかったりして、コンビニでお弁当を買ったり、お店で割り箸が出てきたりした時は、そっとバッグからマイお箸を出すのもスマートだと思いませんか?割り箸を使わない、これも身近にできるエコな暮らし方です。
地球をなるべく汚さない「エコ洗剤」を活用しよう
「重曹水」は万能なエコ洗剤です。作り方は簡単!ぬるま湯100mlに小さじ1杯程度の重曹を溶かすだけ。重曹は溶けにくいのでよーく混ぜてしっかりと溶かすのがポイントです。重曹やアルカリ洗剤や界面活性剤と同じような働きを持っているので、エコでありながら油汚れや皮脂よごれ、石鹸カスの酸化したよごれに威力を発揮します。
「海が好き、山が好きだったからお水を汚さないものを作りたかった」という思いの詰まったエコ洗剤「海へ…」。柔軟剤いらずで、ウールもシルクも洗えてしまう。という優れもの。さらに泡立ちが少ないのですすぎも1回で済むという、地球にもお財布にも優しい洗剤はがんこ本舗から。
ベルギー生まれの「ecover」(エコベール)は植物とミネラルをベースにしながら優れた洗浄力も実現させた洗剤です。アレルギーの原因となるような化学物質を一切配合していないので、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えるエコ洗剤です。
天然素材で土に還る「エコ食器」を使おう
Eco Sou
Life(エコソウライフ)は、天然由来のもので食器を作るテーブルウェアブランドです。こちらの「HUSK」はお米の籾殻から作られていてその色合いもナチュラルでどんな食材とも合いそう。食洗機や電子レンジにも使える、30℃〜120℃間対応タイプで普段使いにオススメです。
こちらも同じエコソウライフ社の「Biodegradable」シリーズのプレートとカップたち。竹の繊維とコーンスターチを主成分として作られていて色も鮮やかなので、アウトドアでピクニックやBBQにもいいですね。電子レンジやオーブンはダメですが食洗機はOK。洗って何度でも使え、その後は土に埋めることで、2〜4年後には自然へと戻っていきます。
ゴミを出さないために…。私たちにできることとは?
まずは、ゴミの分別から
ゴミを少しでも再利用するために、きちんと分別をすることが大切ですよね。ちょっとめんどくさいなーと思っても、ゴミをゴミにせず、リサイクルするための一手間です。
くず野菜は、コンポストへ
コンポストってご存知ですか?簡単に言えば、短期間で作られた堆肥のことです。私たちが普段出している生ゴミを発酵しやすい環境を作ることによっておよそ1〜2ヶ月で堆肥を作ることができるのです。
食卓にもゴミを減らす工夫を
野菜のくずや切れ端、捨てたりしていませんか?もしそうならもったいない!野菜くずからも美味しい旨味のあるだしが取れるんです。野菜くずをためておいて野菜だし、ベジブロスを料理に取り入れませんか?
野菜って皮に一番栄養があるってよく聞きますよね。皮を捨ててしまえばゴミになりますが、せっかく栄養があるのですからきちんと食べるように心がけてみませんか。その際、残留農薬が気になる方もいるかもしれません。重曹水につけると農薬を落とすことができるそうです。
「リボベジ」を活用しよう!
リボベジとはリボーンベジタブルのこと。つまり、使った野菜の切れ端などを水を張った器に置いたり、土に挿し木をして再生させる事です。野菜の新しい芽が伸びてきて、再度再生する事ができるんです。日々育っていく様子を眺めるのはちょっとした楽しみにも。
いかがでしたか?
少しずつ、私たちやその次の世代、その次の次の世代の未来のため、環境に優しい暮らしとは何なのかを考え、実践できる事を増やしていけば、きっとあなたらしいエコライフができるはず。
今回、ご紹介したヒントを参考にしながら、あなたらしいエコライフを始めてみませんか?
(転載はここまで)
地球のこともっと考えてみない?少しずつ、あなたらしい方法で「エコライフ」始めませんか
キナリノ より