(記事より)
フランクフルトで起きた民衆による5月19日占拠で、ドイツの警察は、真の高潔さと本当の民主主義が意味するものを示した。
デモを取り締まる警察官が、それぞれのヘルメットを取り外した後、 **"Blockupy(ブロキュパイ)"行進に加わった。
デモを取り締まる警察官が、それぞれのヘルメットを取り外した後、 **"Blockupy(ブロキュパイ)"行進に加わった。
**Blockupy(ブロキュパイ) movement:
最初のブロキュパイ(民衆デモ)は2012年5月16日(水)~19日(日)、広がる富の格差と真の人間らしい生活を訴えてヨーロッパ中央銀行(ECB)をはじめとした大手銀行が集中する地区、市中心部・繁華街のあるドイツのフランクフルトで起きた。「ブロキュパイ(Blockupy=人間自身がブロックのように集結して占拠する意味)と称するようにヨーロッパ全土から集結して大規模なデモになった。以後、ヨーロッパから世界にこのムーブメントは広がり、アメリカのOccupy Wall Street(ウォール街を占拠せよ)等、今も各地でブロキュパイが起きている。
ワシントンポスト紙 によると、
欧州の大部分に影響を及ぼす緊縮措置、銀行の支配、そして未踏の資本主義と呼ぶものを糾弾するために、少なくとも2万人がフランクフルトで地元占領運動の主要集会を開催した。
フランクフルト警察当局のルーディガー・レジス氏は、抗議者たちは、温かく心地よい午後に、欧州大陸最大の金融中心都市の中心部を平和的に満たしたと語った。 彼は20,000人がそこにいたと述べているが、主催者側の見積もりでは25,000人だったとしている。
主催者のローランド・スース広報担当者は、「ECB、EU委員会、国際通貨基金(債権者)のトロイカが欧州全体の緊縮財政に反対している」と述べた。
「我々はギリシャや他のヨーロッパ諸国の人々と彼らの存在を脅かすボード全体を(予算)削減してすでに苦しんでいる人たちと 連帯している」とスース氏は言う。
「ギリシャとスペインの旗を振っている抗議者のバナーには、『トロイカと政府によって課せられた緊縮財政に対する国際的な抵抗』という言葉が読める。別のバナーには、『銀行の力バンクパワーを破壊しよう』と読めます。」ワシントン・ポスト紙は、18日の一時的な逮捕について言及したが、ブロキュパイの抗議者を平和的に護衛したドイツの警察官の高潔な態度については言及しなかった。
彼らの行動の結果、土曜日には暴力も逮捕者もでなかった。
これは、秘密の捜査官なしで司法当局と警察官が公的兆候の憲法上の権利を破っていないと、実際には平和的で文明的に行動しているという素晴らしい例。ドイツの警察は道徳性、高潔性、真の民主主義の実例を示した。
一部の人はそれを理解していないかもしれないが、これは銀行のエリートと人類の奴隷化が後退する大きな一歩である。
私たちは共通の敵、すなわち "エリートたち"の奴隷となっている人たち(抗議者、警官、軍人)と一緒に立つ必要があるのです!
(翻訳はここまで)
German Police Removed Helmets and Escorted Occupy Frankfurt Protesters
2012/05/24 by Humans Are Free より